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Lステップの使い方完全ガイド|初期設定からシナリオ構築・運用まで
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Lステップの使い方完全ガイド|初期設定からシナリオ構築・運用まで

Ryunosuke Matsuo
2026-06-09
監修者:
株式会社Feux 代表
松尾 龍之介

2018年に青山学院大学文学部を卒業後、新卒で株式会社DYMに入社。Web事業部に配属され、ディレクターとしてお客様のウェブサイトやSNSなどの問題を解決するクライアントソリューション業務を担当。
その後、2019年に2社目のスタートアップAnique株式会社では、4人目のボードメンバーとして参画。漫画・アニメとNFTを組み合わせた事業で幅広い業務を経験。国内外のリアルイベントやリアル商品化企画も行ってきました。現在は、フランスのパリを拠点に、Web、アニメ、漫画、商品販売を組み合わせた事業を展開しています。
日本の渋谷に法人を構え、フランスに居住しながら活動。SEO対策とAIO対策を得意としています。

Lステップを導入したものの「実際にどうやって使えばいいのかわからない」という方は少なくありません。機能が豊富なぶん、どこから手をつけるべきか迷ってしまうのは自然なことです。しかし、Lステップは正しい手順で設定を進めれば、プログラミング知識がなくても使いこなせるツールです。

本記事では、Lステップの初期設定から基本的な使い方、シナリオ配信・リッチメニュー・セグメント配信の設定手順、運用時の注意点まで、初心者でも実践できるようにわかりやすく解説します。Lステップの導入を検討している方や、登録したばかりでまだ使いこなせていない方はぜひ最後まで読んでみてください。

Lステップを始める前の準備

Lステップを使い始めるには、まずLINE公式アカウントを開設しておく必要があります。Lステップ単体では動作せず、LINE公式アカウントと連携して機能するためです。LINE公式アカウントの開設自体は無料で行えますが、Lステップを連携する前にプロフィール画像・カバー画像・基本情報・あいさつメッセージの初期設定を完了させておくと、その後の作業がスムーズです。

Lステップのアカウント登録はフリープランであれば無料で始められます。公式サイトからアカウントを作成し、LINE公式アカウントとの連携設定を行うことでLステップの管理画面が使えるようになります。連携設定はLINEの管理画面(LINE Official Account Manager)からLステップを「連携サービス」として承認する手順で完了します。はじめてLINEのマーケティングツールを使う方は、まずこの連携設定が完了するまでの一連の手順に慣れることを最初の目標にしましょう。

また、Lステップを効果的に使うためには、配信するコンテンツ(テキスト・画像・動画・クーポンなど)の準備も必要です。ツールの設定だけでなく、ユーザーに届けるメッセージの内容設計を並行して進めておくことが、スムーズな運用開始につながります。配信コンテンツが準備できていない状態でツールだけ設定しても、ユーザーに届ける価値がなければ成果にはつながりません。

Lステップの初期設定手順

アカウント連携が完了したら、まず「基本設定」から始めます。管理画面の設定メニューで、アカウント名・タイムゾーン・通知設定などを確認します。次に、友だち追加時に自動送信される「あいさつメッセージ」を設定します。友だち追加直後の第一印象を決める重要なメッセージのため、自社サービスの概要・特典・次のアクションを促す内容を盛り込みましょう。「このLINEでは〇〇な情報をお届けします。まずは下のメニューから〇〇をご覧ください」といった形で、ユーザーが次に何をすればいいかを明示することが大切です。

あいさつメッセージの設定が完了したら、「流入経路」の設定に進みます。友だちがどのルートから登録したかを識別するための設定で、「Instagram広告用」「ウェブサイト用」「店頭QRコード用」など、自社の集客施策に合わせて流入経路を作成します。各流入経路ごとにQRコードやURLが発行されるため、それを各チャネルに設置するだけで自動的に流入元が識別される仕組みです。流入経路を設定しておくことで、後から「どの施策が最も効果的か」をデータで把握できます。

シナリオ配信(ステップ配信)の作り方

シナリオ配信はLステップの核となる機能です。管理画面の「シナリオ」メニューから新規シナリオを作成します。最初に「シナリオ名」を入力し、「起動条件」を設定します。起動条件には「友だち追加時」「特定のキーワード送信時」「タグ付与時」「アンケート回答時」などがあり、どのタイミングでシナリオを開始するかを定義します。起動条件はシナリオの入り口となる重要な設定のため、どのタイミングでユーザーにアプローチしたいかを明確にしてから設定しましょう。

起動条件の設定が完了したら、「配信ステップ」を追加していきます。「〇日後に〇〇を配信する」という形でステップを積み重ねます。各ステップでは、テキスト・画像・動画・カルーセル・ボタン型メッセージ・クーポンなど様々な形式のメッセージを設定できます。たとえば「友だち追加直後(0日後):歓迎メッセージ」「3日後:サービス紹介メッセージ」「7日後:よくある質問と回答」「14日後:限定クーポン配信」という4ステップのシナリオを設定しておくだけで、友だち追加からの2週間を自動でフォローできます。

さらに高度な設定として「条件分岐」があります。「前のメッセージのURLをクリックしたユーザーだけ次のステップへ進む」「アンケートでAを選んだユーザーはシナリオBへ、Bを選んだユーザーはシナリオCへ誘導する」といった分岐が設定できます。条件分岐を活用することで、ユーザーの行動に応じたパーソナライズされたコミュニケーションが実現します。シナリオの設定が完了したら、必ずテスト配信を実施してください。

リッチメニューの設定方法

リッチメニューは管理画面の「リッチメニュー」メニューから作成します。まず新規作成を選択し、表示期間・表示タイプ(常時表示 or 折りたたみ)・レイアウトを選択します。レイアウトは2分割・3分割・6分割など複数のパターンから選べ、自社のサービス特性に合わせて選択します。次にデザイン画像を設定します。Lステップの標準テンプレートを使うこともできますが、自社ブランドのカラーやロゴを使ったオリジナル画像を用意するとより印象的なリッチメニューになります。

各ボタン領域には「URLを開く」「テキストを送信する」「電話をかける」「シナリオを起動する」「タグを付与する」といったアクションを割り当てます。Lステップならではの設定として、ユーザーの属性やタグに応じてリッチメニューを切り替える「出し分け」機能があります。「まだ購入したことがない友だち」には商品紹介・口コミ・無料相談ボタンを、「既存顧客」にはサポート・リピート購入・会員特典ボタンを表示するといった設定が可能で、ユーザーごとに最適な導線を自動で提供できます。

セグメント配信の設定方法

セグメント配信は「配信」メニューから設定します。「新規配信」を選択し、まず配信対象の絞り込み条件を設定します。タグ・性別・地域・友だち追加日・最終アクション日・シナリオ参加状況など、多様な条件でターゲットを絞り込めます。複数の条件をAND・OR条件で組み合わせることも可能です。配信対象を確定したら、メッセージ内容を作成し、送信前には必ずプレビューで確認して対象者数が意図した人数になっているかを確認してください。

Lステップ活用を加速させる3つのコツ

1. まず「友だち追加シナリオ」だけを完成させる

Lステップを始めた多くの方が、あれもこれもと機能を設定しようとして途中で手が止まります。最初の目標は「友だち追加シナリオ」を1本完成させることだけに絞りましょう。友だち追加直後から7〜14日間の自動フォローシナリオが動き始めれば、Lステップの基本的な価値を実感できます。最初の1本が完成してから、リッチメニューの改善・セグメント配信の追加・流入経路の設定という順番で機能を拡張していくのが、挫折せずに使いこなすための最善の進め方です。

2. 開封率・クリック率を定期的に確認する

Lステップには各メッセージの開封率・クリック率・ブロック率を確認できる分析機能があります。配信したメッセージのパフォーマンスデータを月に1〜2回確認し、開封率が低いメッセージは件名や送信時間を変えてみる、クリック率が低いメッセージはCTAを見直すといった改善を繰り返すことで、シナリオの精度が向上します。データを見ずに感覚だけで運用しているとなかなか成果が出ないため、数値を見る習慣を最初から身につけることが重要です。

3. 友だち獲得施策とセットで設計する

Lステップはあくまで「LINE友だちに対してマーケティングを行うツール」です。友だち数が少ない状態でどれだけ高度なシナリオを設定しても、効果は限定的です。Instagram広告・店頭QRコード・ウェブサイトへの友だち追加ボタンなど、友だちを増やすための施策をLステップの活用と並行して実施することが、成果を最大化するための前提条件です。

運用時のよくある失敗と対策

Lステップの運用で多い失敗のひとつが「設定後の放置」です。一度設定したシナリオも定期的に見直し、古くなった情報・価格・キャンペーン内容を更新することが重要です。また、配信頻度が高すぎてブロックが増えるケースも多く、週1〜2回を目安に頻度を調整しましょう。テスト配信を省略した本番稼働もよくある失敗です。どれだけ慣れていても、新しいシナリオや配信の本番稼働前には必ずテスト配信を実施する習慣を徹底してください。誤配信は信頼損失に直結します。

Lステップの使い方に関するよくある質問

Q1. Lステップの設定にかかる時間はどれくらいですか?

基本的な初期設定(連携・あいさつメッセージ・リッチメニュー・最初のシナリオ)であれば、集中して取り組めば1〜3日で完了できます。ただし、配信コンテンツ(テキスト・画像・クーポンなど)の準備が整っていない場合はさらに時間がかかることがあります。外部の構築代行業者に依頼する場合は、要件の確認から納品まで2〜4週間程度が一般的です。まずフリープランで管理画面に慣れながら準備を進めると、有料プランに移行後すぐに本格運用を開始できます。

Q2. Lステップで設定できるシナリオの数に上限はありますか?

プランによって設定できるシナリオの数や配信通数に上限が設けられています。フリープランでは友だち数50人・一部機能に制限があります。スタートプランではシナリオ数の上限が緩和され、スタンダードプラン以上では実質的に制限なく設定できます。シナリオの上限に達した場合はプランのアップグレードが必要となるため、将来の拡張性を考慮して計画を立てておきましょう。

Q3. 配信時間帯はいつが効果的ですか?

配信時間は開封率に大きく影響します。一般的に、LINEメッセージの開封率が高い時間帯は朝7〜9時・昼12〜13時・夜20〜22時とされています。業種や顧客層によって最適な時間帯が異なるため、テスト配信を通じて自社のユーザーに合った時間帯を探ることが大切です。Lステップの予約配信機能を使えば、配信したいタイミングに合わせてメッセージを自動送信できます。

Q4. ブロックされる原因と対策を教えてください。

ブロックの主な原因は「配信頻度が高すぎる」「ユーザーにとって関係のない情報を送っている」「メッセージの品質が低い」の3つです。セグメント配信でユーザーに関係性の高い情報だけを届け、配信頻度を週1〜2回程度に抑えることが、ブロック率を低く保つための基本原則です。定期的にブロック率のデータを確認し、数値が上昇したタイミングで配信内容や頻度を見直す習慣をつけましょう。

Q5. 複数スタッフが管理画面を使えますか?

スタンダードプラン以上では、複数のスタッフアカウントを設定して管理画面を共有できます。スタッフごとに操作権限(閲覧のみ・配信可能・設定変更可能など)を設定できるため、チームで分担して運用する際にも安全に管理できます。フリープランやスタートプランでは複数アカウントの設定に制限がある場合があるため、チーム運用を想定している場合はスタンダードプラン以上を選択することを強くおすすめします。

Q6. Lステップのメッセージが友だちに届かないことはありますか?

友だちがLINE通知をオフにしている場合やLINEアプリを長期間開いていない場合は、メッセージが届いても気づかれないことがあります。ただし、メッセージ自体は正常に配信されており、友だちが次にLINEを開いたタイミングで表示されます。Lステップ側の配信エラーは管理画面の配信ログで確認できるため、問題が発生した際はできるだけ早めに確認するようにしましょう。開封率が著しく低下している場合は、送信時間帯の見直しやメッセージの内容・タイトルの改善を検討することをおすすめします。

Lステップの信頼性について

使い方を習得する前に「Lステップ自体は信頼できるのか」と疑問を持つ方もいます。「怪しい」という声がネット上で見られることもありますが、その多くはツール自体ではなく周辺業者に起因するものです。詳しくはLステップは怪しい?怪しいと言われる5つの理由と正しい判断ポイントを徹底解説をご覧ください。

まとめ:小さく始めて着実にステップアップ

Lステップの使い方は、LINE公式アカウントの連携→初期設定→リッチメニュー→シナリオ配信の順に進めるのが基本です。最初から完璧な設定を目指すよりも、まずシンプルなシナリオとリッチメニューで動かし始め、データを見ながら少しずつ改善していくアプローチが長続きするコツです。フリープランで基本操作を習得してから有料プランに移行することで、費用リスクを最小限に抑えながらLINEマーケティングを本格化させることができます。継続的な改善を続けることで、Lステップはビジネスの強力な自動化エンジンになります。

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